この記事の目次
【ステップ3】情報で判断する
大雨や台風などの際に何が起こっているのか、これから何が起こりうるのかを把握できるように、防災情報を読み解くためのツールや情報の見方を学んでおきましょう。雨雲の動きや雨量の情報に加え、災害発生の手がかりとなる情報を使いこなせるようになることが理想です。

#01 大雨の可能性を早めに掴む
梅雨前線や秋雨前線、台風などによる大雨の場合には実際に豪雨となる前の段階から情報が発表されます。そうした情報を用いて警戒を早期に開始できるようにしておきましょう。
・防災情報を広く捉えるメリット
・災害級豪雨の可能性を伝える第一報
・ニュースはどう豪雨発生の危険性を伝えたか
・「多いところで」とはどこなのか?
・早い段階の判断に使いたい「早期注意情報」
・「気象情報」をご存知ですか?
・「多いところで○ミリの雨」という気象情報をどう読むか?
#02 気象レーダーで雨雲を監視する
気象レーダーはこれまで何が起こっているのか、これから目先1時間強の中で何が起こりうるのかを知るための最重要のツールです。
・気象レーダー確認サイトの選び方
・過去に遡れる気象レーダーのサイトを選ぶメリット
・気象レーダーで大雨を確認したい5つのタイミング
・気象レーダーで大雨の様子を見る際の10のポイント
・線状降水帯で危険となる場所の見分け方
・線状降水帯だけではない危険な雨の見分け方
・台風による危険な雨と予測情報の使い方
#03 雨量を把握して判断に役立てる
雨がまとまるから災害が起きます。雨量に関する観測情報も判断に生かしていきましょう。
・アメダスとともに確認したい都道府県の雨量情報
・災害時の意思決定に役立つ雨量情報の3つの使い方
#04 注警報などから情報を得る
前もって大雨による災害発生の可能性を伝える注意報や警報などから状況把握や意思決定に役立つ情報を読み取る方法をお伝えします。
・リスクを特定するための大雨注警報の見方
・記録的短時間大雨情報の使い方
・大雨特別警報に関する3つの誤った使い方
・注意報や警報の情報を見るときの基本
・注警報の情報からこの先起こることを知る方法
#05 水害に関する情報を得る
内水氾濫や外水氾濫の手がかりとなる情報を確認しておきましょう。河川洪水は河川の規模によって見るべき情報が異なってきます。何をみてどう判断したらいいのかをまとめていきます。
・避難すべき時とはどんな時か?
・水害発生のカウントダウンとしての氾濫危険情報
・水位のモニタリングの重要性
・氾濫型の内水氾濫の手がかり(有料記事。noteが開きます)
・湛水型の内水氾濫の手がかり(有料記事。noteが開きます)
・中小河川の外水氾濫の手がかり
・特に被害が大きくなる川の外水氾濫の手がかり(有料記事。noteが開きます)
・氾濫危険水位と水害
#06 土砂災害に関する情報を得る
土砂災害警戒情報や斜面などの観察を通じて得られる情報などを使って土砂災害の危険性の高まりを把握する方法をお伝えします。
#06.1 情報を使って危険性を掴む
・予測対象の土砂災害と対象外の土砂災害
・深層崩壊の危険性の高まりをどう把握するか
・土砂災害の手がかり(有料記事。noteが開きます)
#06.2 渓流や斜面の異変を見逃さない
・土石流の前兆現象の見抜き方
・がけ崩れの前兆現象の見抜き方
・地すべりの前兆現象を把握する
#07 警戒レベルを使うときの注意点
大雨の警戒レベルを利用して避難などを判断するように呼びかけられますが、実際の大雨の際にはあっという間に情報が変わったり、レベルをまたいで情報が発表されたりします。
・警戒レベルで避難:その難しさ
#08 台風に関する情報の使い方
台風の予報円が大きい場合などの防災対応についてまとめています。