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気象レーダー確認サイトの選び方

この記事の目次

  • 使い勝手の違い
  • 全国レベルだけしか分からない場合
  • 地域レベルしか分からない場合
  • まとめ
    • 関連記事

使い勝手の違い

気象レーダーは大雨を監視する上で非常に重要なツールであり、大雨による災害の危険性を見抜くために必須のツールです。雨が降る時に携帯のアプリやインターネットのサイトで気象レーダーをご覧になる方もあるでしょう。

ところで気象レーダーで雨雲を監視する時にどのようなツールを選べばいいのでしょうか?気象レーダーを見ることができるサイトであれば全て良しという訳ではなく、使い勝手の良いツールとそうではないツールがあります。

気象レーダーを見る際に使うサイトとしてお勧めなのは、全国から地域レベルまで画角を任意で変更できるものです。それには次のような理由があります。

全国レベルだけしか分からない場合

インターネット上には全国レベルや地方レベル(関東地方や九州地方など)の広さだけしか見ることができないサイトもあります。例えば下の図はエキサイトで公開されているものです。

全国レベルの気象レーダーの例。
栃木県で小さな雨雲が発達していることが確認できない。
(エキサイト・気象レーダー(こちら)より転載)

全国レベルの気象レーダーの場合、台風や前線の動きなど大きなスケールの事象を捉えることはできますが、狭い範囲でピンポイントに発達するような大雨の様子を監視することはできません。また、市町村レベルなどでどこが大雨となっているかを確認することも不可能です

地域レベルしか分からない場合

次に、地域レベルしか分からない例を見てみます。下の例は東京都下水道局が公開している東京アメッシュというレーダーの情報サイト(こちら)です。

地域レベルしか分からない例(東京アメッシュ(こちら))

この場合、ピンポイントな大雨を見る時にはとても役に立ちます。ただし、今度は他の地方から移ってくる雨雲の接近に気づくことができません。静岡や東海地方から寒冷前線が接近してくる様子などはこのツールだけでは気づけないため、もっと広域をカバーする気象レーダーのサイトを別に開いて確認する必要があります。

まとめ

全国レベルと地域レベルのレーダーはそれぞれ一長一短があるため、一番良いのは全国的レベルから市区町村レベルまで任意でズームイン・ズームアウトができページを最初から選択しておくことです。全国や地方レベルで台風や雨雲全体がどう動いているのかというのを大きく見て、地域レベルでより詳しく自分への影響を見ていくと良いでしょう。

<拡大縮小が可能なサイトの例>

Yahoo!天気災害(こちら)、気象庁高解像度降水ナウキャスト(こちら)

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【執筆】『情報力は、避難力!』著者・渡邉俊幸

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著書『情報力は、避難力!』


記事やオンライン防災セミナーなどでお伝えしてきた情報利用のノウハウについて1冊の本にまとめました。分かりやすく丁寧な説明により、順を追って豪雨や台風時の情報判断力を伸ばしていくことができる本です。

渡邉俊幸について


気象予報士・気象とコミュニケーションデザイン代表。個人や組織が気象情報や防災情報を使えるようになる方法を発信・提言しています。著書は『情報力は、避難力!』。危機管理とBCPの専門メディアでの連載の他、オンライン防災セミナーなどを実施中。オランダ在住。

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「気象災害の発生はゼロにはできませんが、気象情報やリアルタイムのデータを使えば災害が間近に迫っていることに気づけずそのまま被災することは確実にゼロにできます。」

渡邉俊幸著『情報力は、避難力!』(日本橋出版)|あとがきより

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