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災害級豪雨の可能性を伝える第一報

この記事の目次

  • 平成30年7月豪雨(西日本豪雨)の第一報
  • 「週末にかけて歴史的な豪雨となるおそれ」
  • 「記録的な大雨となる恐れ」
  • 警戒すべき表現の例
  • 早めにキャッチ・実況チェック
    • 関連記事

平成30年7月豪雨(西日本豪雨)の第一報

梅雨前線や台風などの場合は比較的早くから災害の危険性が伝えられることがあります。2018年に発生した西日本豪雨では各地に大雨の特別警報が発表されました。

  • 7月6日(金) 福岡県、佐賀県、長崎県に大雨特別警報発表
  • 7月6日(金) 広島県、岡山県、鳥取県に大雨特別警報発表
  • 7月6日(金) 京都府、兵庫県に大雨特別警報発表
  • 7月7日(土) 岐阜県に大雨特別警報発表
  • 7月8日(日) 高知県、愛媛県に大雨特別警報発表

このような大雨は最初にいつ頃、どのような予報で伝えられていたのでしょうか?災害が起こりかねない大雨が見込まれる際に伝えられる表現やキーワードを把握しておくと、そうした事態が見込まれる時に早期の警戒に役立てることができます。まずはインターネットニュースに流れた第一報を見てみましょう。

「週末にかけて歴史的な豪雨となるおそれ」

のちに平成30年7月豪雨と気象庁によって命名された豪雨の危険性を呼びかける記事は7月4日(水)の夜間に報じられています。記事のタイトルは「週末にかけて災害級の大雨に 歴史的な豪雨となるおそれ」というものでした。「多いところでは総雨量1000mm超」という見込みも伝えられています。

西日本豪雨の前に発表されていた大雨を伝える第一報
(ライブドアニュースより(こちら))

「記録的な大雨となる恐れ」

ライブドアニュースの記事を発表したのは民間の気象予報会社で、気象庁も九州北部で大雨の特別警報が発表される1日前には記者発表を行なっています。7月5日に気象庁が公表した資料が次のものです。こちらも、非常に激しい雨が断続的に数日間降り続くことによる記録的な大雨に対して警戒を呼びかけています。

2018年7月5日に気象庁から発表された大雨の見込みを伝える報道発表資料(こちら)

警戒すべき表現の例

蓋を開けてみると最初の予想通り平成時代最悪となる歴史的な水害が各地で発生したのですが、気象業界に関わったことがある人間から見ると数日後の予測を伝える文脈の中で「歴史的な豪雨のおそれ」という言葉は普通は使いません。

異常事態が予測される時には強めの表現で伝えられることがありますので、そうした表現を見る機会があれば皆さんもよほどのことが起こりうると理解してください。警戒を要する主な表現を下にまとめています。これらはインターネットニュースなどで実際に使われたものから抜き出したものです。

警戒すべき表現の例
■西日本豪雨(平成30年7月豪雨)に先立って使われていた第一報の表現
・「歴史的な豪雨」
・「記録的な大雨」
■梅雨前線停滞による大雨を予測して6月29日の第一報時に使われていた表現
・「災害級の大雨」
・「災害につながる大雨の恐れ」
・「西日本豪雨に類似」(過去の災害に似ているとの指摘)
・「災害をもたらすような危険度の非常に高い大雨(豪雨)」
・「命に危険が生じるような大雨があちらこちらで降るおそれ」
・「(九州豪雨被災地では)土砂崩れが起きる可能性がこれまで以上に高い」
・「平成の7月ひと月の雨量をこすような大雨」
・「数日続く『滝のような雨』 500ミリ超の大雨の恐れ」(場所によってどの程度の雨が大雨かは異なります(こちらの記事参照))

早めにキャッチ・実況チェック

なお、数日前に発表される予報の場合は大雨となる場所を特定することは難しく、気象庁の報道発表でも「西日本と東日本では」という形で広い範囲を指していました。ある程度場所を特定して警戒が呼びかけられたとしても、当初大雨になると予報された場所から実際に大雨になる場所は異なる場合があります。いずれの場合でも気象レーダーや雨量計などを使って実況や目先数時間の状況を確認していくことが必須です。

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渡邉俊幸

渡邉俊幸

気象情報の使い方・使われ方に関して国内外で豊富な経験を持つ気象予報士。気象とコミュニケーションデザイン代表。

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