自らの脆弱性・抵抗力の洗い出し 水害向けBCPや水害対応マニュアルなどを作成する際には洪水や土砂災害、高潮などのハザードマップでリスクを確認する作業を行いますが、それと同時に取り組む必要があることは、災害に対してどのような弱さ(脆弱性)を自社が抱えているかの確認です。 …
災害リスクを知る
河川堤防の弱点を調べる方法
河川を守る最後の手段 大雨で河川が増水した際、応急対策として土嚢が積まれる映像や写真をご覧になったことはありませんか?消防署や水防団などによる水防訓練でも土のう積み工法などの訓練が行われます。増水した河川からの越水や堤防の決壊を防ぐための最後の手段がそうした水防工法です。 …
ハザードマップ以外で災害リスクを調べる方法
災害履歴を見てみよう 水害向けのBCPや水害対応マニュアルを作成する際には、その地域で発生する災害リスクについて確認しておく必要があります。ハザードマップを利用して調べる方法が様々なところで提唱されていますが、それ以外にも災害リスクを調べる方法があります。それは過去の災害履歴 …
何ミリ降ったら大雨と簡単には言えない理由
24時間で300ミリの降雨は大雨か 私たちは何気なく「大雨」という言葉を使います。 例えば24時間で300ミリの雨が降ったとします。300ミリの雨というとまぎれもなく大雨と思われるかもしれませんが、ある地方では観測史上を塗り変えるような大雨を意味することもあれば、ある地 …
ハザードマップをBCP作成に利用する時の注意点
BCP作成とハザードマップ 水害向けのBCPや水害対策マニュアルを作成するときの最初のステップとして提唱されているのが、ハザードマップを見て地域の危険性を把握することです。例えばこちらの資料は兵庫県が作成した「水害から自分たちの会社をまもるために」という冊子から抜粋した説明文 …