内水氾濫の危険箇所を調べる 内水氾濫は周辺部よりも元々土地が低いところにリスクがあります(関連記事はこちら)。内水氾濫の可能性について調べる方法は次のようにいくつかありますが、この記事では浸水実績を手がかりとしていくこととします。 浸水被害が生じた実績を参考にする(今回 …
土地の低さと内水氾濫
内水氾濫が発生しやすい場所 水は高いところから低いところに流れます。既存の排水システムで処理しきれないような大雨が降った場合には、周辺よりも低いところに水が向かい、住宅などに浸水被害が発生します。そのことが分かりやすい図が気象庁の資料の中にありましたのでご紹介したいと思います …
自治体の防災対応体制の薄さ
自治体防災の現実 災害が発生する危険性が高まった際に避難勧告などが発表されるという仕組みは法律により定められています。しかし、実際に運用面で十分な対応できるかという問題が必ず存在します。特に問題となるのがマンパワー的な限界や、情報や問い合わせが行政に殺到した時の対応能力です。 …
行政からの情報だけに頼る問題点
避難に関する行政からの情報 災害発生の危険性が高まった際には避難を呼びかける情報が自治体から発令されることになっています(詳しくはこちらの記事参照)。災害対策のマニュアルやBCPでは行政からの情報を利用して対応や避難をスタートさせることにしている場合もあるでしょう。しかし、行 …
行政から発表される避難情報の種類
避難に関する情報 災害の危険性が高まった時には市町村長は住民等に対して次の情報で避難を呼びかけます。 避難準備・高齢者等避難開始(レベル3)避難勧告(レベル4)避難指示(緊急)(レベル4)災害発生情報(レベル5) それぞれの情報を発令することを通じて、自治体は皆さ …