こんにちは。気象とコミュニケーションデザインの渡邉俊幸です。 2021/1/26に開催予定のセミナー「風水害対応訓練シナリオづくり基礎講座」(リスク対策.com様主催)に向けてパワーポイントの資料をまとめています。 この資料は水害対応訓練の企画検討シートの補足説明に …
令和2年7月豪雨災害の事例から学ぶ
災害が起こった時に人は何を利用してどのような判断をしたか、自分ならどのような段階で何をするか。過去の事例を知り、過去の事例を通じて検討することは防災に繋がります。 例えば次の例をご覧ください。これは2020年7月に発生した熊本を中心とした豪雨(令和2年7月豪雨災害)で14人の …
洪水ハザードマップの作られ方
河川洪水を対象としたハザードマップを見ると、最大で何メートル浸水するかという情報を得ることができます。しかし考えてみると、近くで堤防が決壊して水が押し寄せる場合と、遠くで堤防が決壊する場合では水深も違うはずでは・・・。 実はまさにそのとおりなのですが、紙媒体のハザードマップで …
現象のリスク分布と生活への具体的な不具合
地球科学者の井村隆介氏(鹿児島大准教授)が火山防災を念頭に次のようなツイートを発信していました。火山が噴火した際の現象によるリスク分布は示されていても、具体的に生活にどんな不具合があるかまでは伝えていない点を問題にされています。 現象のリスク分布は提示しても,その時,具体的に …
内水氾濫にもご注意を!
外水氾濫を上回る浸水棟数 台風や豪雨による水害というと、河川が決壊したことによる被害をイメージされるかもしれません。しかし実際の災害を見ると、内水氾濫を原因とした浸水の方が割合が高いことがわかります。令和元年台風19号のケースや平成30年7月豪雨のケースを見ていきましょう。 …