こんにちは。気象とコミュニケーションデザインの渡邉です。 「気象と災害のおすすめ図書」に以下の2冊を追加しました。 ・水害に役立つ減災術 -行政ができること …
情報を利用した意思決定はシンプルかつ迅速に
気象予報や降雨・水位などのデータを利用して災害時の対応を決めていく際、そうした意思決定にどの程度の時間がかかるでしょうか?特に考えておかなければならないのは、地域団体や組織などで気象情報を使う立場にある方です。 判断するための時間は、どう判断するかという手順によって異なります …
秋の夜長に気象と防災の本はいかがですか?
こんにちは。気象とコミュニケーションデザインの渡邉俊幸です。 いつかやってみたいと思いながら手付かずになっていた気象情報や防災関連書籍の紹介企画をはじめました。こちらのページです(気象と災害のおすすめ図書)。 おすすめの本を選ぶ視点はただ一つ。気象や災害対策についてど素 …
水害の影響を具体的に考えておく意義
洪水のハザードマップを見て、例えば2メートル浸水するということが分かったとします。その時に考えなければならないことは、2メートルという深さ(予想される「現象」)のことではなく、その規模のことが起こったら自分の身や家、地域に何が起こるだろうかという「影響」です。 浸水の深さにつ …
土砂災害のリスクの調べ方
土砂災害は平均して1年間におよそ1,100件(平成20年からの10年間の統計値)発生しており、大雨や台風の度に全国各地に大きな爪痕を残しています*。土砂災害の危険があると考えられている区域は全国で約67万箇所あると推計されていますが、一体どこのエリアが土砂災害の危険性が高いか、この …