こんにちは。気象とコミュニケーションデザインの渡邉です。今回の記事は個人ではなく、団体や組織などで防災対応を検討される方に向けた内容です。 11月5日は「津波防災の日」でした。気象庁は今年から赤と白の旗を海で泳ぐ聴覚障害者用の避難サインとして導入し、その普及を図っています。一 …
法改正で整備が進む?中小河川の洪水ハザードマップ
中小河川のハザードマップの不存在 浸水想定区域図(いわゆるハザードマップ)が整備されている大河川と違い、中小河川ではこれまでどこがどの程度浸水するかがわかりませんでした。 強いて言えば、後述のとおり地形から浸水する可能性がある場所を判断していく他なかったのですが、202 …
おすすめ図書に2冊追加しました
こんにちは。気象とコミュニケーションデザインの渡邉です。 「気象と災害のおすすめ図書」に次の2冊を追加しました。過去の被災経験から水害対策と情報について考えていくものと、企業や組織の危機管理についてヒントとなる本の2つです。 ・ドキュメント豪雨災害 …
避難すべき時とはどんな時か?
河川沿いに住む方が避難すべき時とはどのような時でしょうか?一つの目安は川の水がこのまま増えれば非常に危なくなる時です。 堤防スレスレの状態ならギリギリセーフと思われるかもしれませんが、それは違います。 川の水が高い状態が続けば土で作られた堤防に水が染み込んで弱くなったり …
クイズでUP!気象情報利用力 #03
【Question】 「大雨警報は実質的に2種類の情報に別れている」。これはYesでしょうか、Noでしょうか? 【Answer】 答えはYesです。大雨警報は、内水氾濫の危険性を伝えるものと、土砂災害の危険性を伝えるものの2種類あります。前者は大雨警報(浸水害 …