危険度分布の濃い紫色の意味 気象庁の危険度分布では、土砂災害、浸水害(内水氾濫)、洪水(外水氾濫)の3種類の情報が発表されています。土砂災害や洪水の危険度分布はそれぞれ以下のように大雨の警戒レベル相当の情報として位置付けられます(赤枠部分)。 3種類の危険度分布に共 …
風水害対応訓練のシナリオ作成時に考えたい視点
風水害に備えて防災訓練などを企画する際、訓練の前提となるシナリオをどう組めば良いのかで戸惑う場合が少なくありません。今回の記事では訓練の企画に役立つ視点をいくつかご紹介していきます。 1. …
クイズでUP!気象情報利用力 #09
【Question】 「木造住宅で床上浸水が発生した時の概算修復費用は100万円程度である」。これは正しいでしょうか、正しくないでしょうか? 【Answer】 正しくないが正解です。建築研究所が最近行った研究では、床上浸水では600万円程度の被害額が想定されていま …
氾濫危険水位に関する記事を寄稿しました
こんにちは。気象とコミュニケーションデザインの渡邉俊幸です。 危機管理とBCPの専門メディア・リスク対策.comさんに記事を一本寄稿しました。取り上げたテーマは「氾濫危険水位」の危険性です。氾濫「危険」水位という名前のとおり、この情報は危険を示すのか、あるいはそうではないのか …
自由化に向けた議論がスタート。中長期の洪水予報
日本では2020年現在、河川に関する洪水の予報は気象庁と河川管理者(国土交通省や都道府県)以外は発表ができないというルールになっています。 しかし気象庁等が発表する洪水予報の予測対象は3時間から長くて6時間程度先までのことに限られます。遠いところまで避難しなければならない場合 …