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令和2年7月豪雨災害の事例から学ぶ

災害が起こった時に人は何を利用してどのような判断をしたか、自分ならどのような段階で何をするか。過去の事例を知り、過去の事例を通じて検討することは防災に繋がります。

例えば次の例をご覧ください。これは2020年7月に発生した熊本を中心とした豪雨(令和2年7月豪雨災害)で14人の犠牲者が発生した特別養護老人ホームの対応を時系列でまとめた国の資料です。

熊本で球磨川が決壊した時の時系列の様子(厚生労働省の資料より・こちら)

中央のグラフは球磨川の水位で、当時の状況を示しています。時系列の中で気象庁や自治体が出した情報や河川を対象に出された情報が整理され、青地に白抜きの吹き出しが千寿園の対応です。

この事例の中でもっとも残念なのは、河川が氾濫危険水位に達したという3:20-3:35ごろの情報が活かされていなかった点です。氾濫危険水位はいつ氾濫してもおかしくない水位とされています。3:20以降も水かさは増し続け、堤防の計画上の水位を超えてさらに上昇し、時間を追うごとに河川はもう持たないという兆候がくっきり現れていたと言えます。

みなさんは上のように河川が上昇する状況に直面した時には、どの情報でどういった対応をとりますか?千寿園の対応についてはこちらの資料で詳しくまとまっていますので、そうしたものも参考にしながらぜひ自分のこととして考えてみてください。

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【執筆】『情報力は、避難力!』著者・渡邉俊幸

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著者について


気象予報士・気象とコミュニケーションデザイン代表。個人や組織が気象情報や防災情報を使えるようになる方法を発信・提言しています。著書は『情報力は、避難力!』。危機管理とBCPの専門メディアでの連載の他、オンライン防災セミナーなどを実施中。オランダ在住。

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著書『情報力は、避難力!』


記事やオンライン防災セミナーなどでお伝えしてきた情報利用のノウハウについて1冊の本にまとめました。分かりやすく丁寧な説明により、順を追って豪雨や台風時の情報判断力を伸ばしていくことができる本です。

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「気象災害の発生はゼロにはできませんが、気象情報やリアルタイムのデータを使えば災害が間近に迫っていることに気づけずそのまま被災することは確実にゼロにできます。」

渡邉俊幸著『情報力は、避難力!』(日本橋出版)|あとがきより

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