警戒レベル4と5の対応の違い 2020年12月現在、避難勧告の避難指示への一本化や大雨警戒レベル5の名称変更の議論が大詰めを迎えています。レベル4とレベル5の違いを明確に打ち出すことも意図されているようで、レベル4と5の間に下の図のような波線を引き、レベル4までとレベル5では …
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河川沿いで水害の危険性がある地形
国土地理院が「地形から学ぶ災害危険性」という資料を公開しています。その中には次のように河川沿いで水害の危険性がある地形がまとめられています。 ここで取り上げられているのは、比較的安全な「台地・丘陵」、大洪水の場合は浸水する可能性がある「自然堤防」、河川洪水や内水氾濫の危険 …
水防法の改正変遷とハザードマップ
洪水対策である水防活動を規定する法律が水防法です。水防法とは、「洪水又は高潮に際し、水災を警戒し、防ぎょし、及びこれによる被害を軽減し、もって公共の安全を保持する」ことを目的とした法律であり、大きな水害が発生した後などの節目ごとに改正が行われてきました。 その改正ごとに何が拡 …
水害対応訓練にも使える国土地理院の浸水推定段彩図
水害対応訓練を企画する際にはハザードマップを利用することが一般的かもしれませんが、被災経験がある地域の場合は浸水実績を使ってみるのも良いでしょう。次のような図面を前に、「次にあの時のようなことが起こったら、どうすればよいか」を具体的に訓練していくのです。 被災実績を見るメ …
大雨警戒レベルの名称変更に関する動き
2020年12月現在、国のレベルで大雨警戒レベルの名称変更に関する議論が進んでいます。以下は現行の5段階ですが、見直しの対象となっているのはレベル3、4、5に関する点です。 最新の検討状況は次の図のとおりで、警戒レベル3は「避難準備・高齢者等避難開始」から避難準備という用 …