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生活圏を超えた場所が決壊しても水はくる?

この記事の目次

  • 浸水ナビを使って調べてみよう
  • 江戸川区の小岩駅の例
  • 離れた場所からの水にも注意
    • 関連記事

浸水ナビを使って調べてみよう

河川の上流部など、日常の生活圏から離れたところが決壊した場合、水が押し寄せてくる様子はイメージできるでしょうか?私自身の肌感覚的には難しいなと感じています。

徒歩や自転車でいけるような範囲で堤防が切れたら影響するだろうということは分かりますが、車や電車でしばらく移動して着くような場所で切れた水が影響するとはピンと来ないのではないでしょうか。

日常の生活圏を超えたリスクの把握には、国土交通省が開設する「浸水ナビ」が便利です。これを使うとある場所で浸水が発生する可能性がある決壊場所が地図上で示されます。

浸水ナビ https://suiboumap.gsi.go.jp/ShinsuiMap/Map/

江戸川区の小岩駅の例

例えば東京都江戸川区の小岩駅を例にしてみます。バツ印が選んだ場所で、●で表されているのはそこが決壊すると影響してくる場所です。

バツ印に近い堤防が決壊したら影響を受けるのは分かります。左側の河川で一箇所●がありますが、これは少し盲点になりそうです。

選択箇所(バツ印)に影響する決壊場所(●印)(浸水ナビの検索画面より)

離れた場所からの水にも注意

小岩駅に影響を及ぼす決壊点は上のものだけではなく、20キロ程度上流の水がやってくる可能性があることが分かりました。

決壊場所が20キロ程度離れていても影響を受ける可能性がある(浸水ナビの検索画面より)

さらに、選んだ地点から50-60キロ離れた利根川の堤防が決壊しても、水が押し寄せてくる可能性があることがわかりました。

決壊場所が50-60 キロ程度離れていても影響を受ける可能性がある(浸水ナビの検索画面より)

遠くからくる水の場合は、道路や鉄道などの構造物に阻まれて時間をかけてやってきます。浸水ナビでは、見込まれる深さだけではなく、氾濫した水がやってくるのにかかる時間(氾濫水到達時間)や、水が引くまでにかかる時間(浸水継続時間)も把握できるので、普段の生活範囲を超えたような場所から影響を受ける可能性がないか、一度確認しておかれると良いと思います。

浸水ナビは上流で河川が決壊したというニュースを聞いた後にも影響の判断に利用できると思いますので、使い方をぜひマスターしておいてください。

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渡邉俊幸

気象情報の使い方・使われ方に関して国内外で豊富な経験を持つ気象予報士。気象とコミュニケーションデザイン代表。

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