こんにちは。気象とコミュニケーションデザインの渡邉俊幸です。
危機管理とBCPの専門メディア・リスク対策.comさんに記事を一本寄稿しました。取り上げたテーマは「氾濫危険水位」の危険性です。氾濫「危険」水位という名前のとおり、この情報は危険を示すのか、あるいはそうではないのか?その疑問を手がかりに解説しています。
その寄稿文の中で使った図の一つがこちら。平成30年7月豪雨、令和元年東日本台風、令和2年7月豪雨のそれぞれの時に、氾濫危険水位を超えた河川がどれぐらいあったか、そのうちどの程度で氾濫が発生したかを示した資料です。
これを見ると氾濫危険水位を超えた河川で実際に氾濫が発生したケースが約30-56パーセントと割と高いんですね。大雨が降って川が氾濫危険水位を超えるような事態はやはり危険。氾濫危険水位は侮ってはいけません。
寄稿文の中では氾濫危険水位に達する前に出される情報などの見方もまとめています。是非ご覧ください。
氾濫危険水位と水害〜「氾濫危険水位」はどれほど危険な水位か?〜
https://www.risktaisaku.com/articles/-/42044