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水害による事業への被害想定額の例

この記事の目次

  • 洪水被害想定のシミュレーション
  • シミュレーションの実施方法
      • 1. まずはエクセルをダウンロードする
      • 2. エクセルを開き情報を入力する
      • 3. 結果がグラフに表示される
      • 4. 詳しい数字を確認する
  • まとめ
    • 関連記事

洪水被害想定のシミュレーション

水害や山間部の土砂災害によりどの程度事業に経済的な影響が発生するのでしょうか?内閣府防災担当が作成した「洪水被害想定のシミュレーション」では、業種別に水害被害額の想定値が簡単に確認できるのでご紹介したいと思います。

シミュレーションの実施方法

1. まずはエクセルをダウンロードする

内閣府防災担当のページからエクセルをダウンロードします(こちら)。「洪水被害のシミュレーション」をクリックすると自動的にダウンロードが始まります。

洪水被害のシミュレーションを選択します

2. エクセルを開き情報を入力する

エクセルの上部には次の図のような選択画面があります。ここで、業種や従業員数、年間売上高、地形などを選んだり入力したりしていきます。この記事では業種は製造業、従業員数は10人、年間売上高は10,000万円、表示するデータは推計値、地形は平野部を選びました。業種は7区分の中から選択できます。

エクセル上で条件を設定していきます

3. 結果がグラフに表示される

条件を入力するとすぐに結果が出ます。浸水深に応じて、直接的な損害額、事業中断期間の見込み、事業が中断されることによる売り上げの被害額などが下の図のように表示されます。横軸は浸水深、左縦軸は推定被害額、右縦軸は事業中断期間をそれぞれ示します。青色部分は直接損害額、赤色は売上被害額、赤のダイヤ表示は事業中断期間です。

条件を設定すると浸水想定別の被害額や事業中断期間を見ることができます

4. 詳しい数字を確認する

グラフで示された推計内容は数字でも確認できます。エクセルの下の方をご覧ください。

結果は数字でも確認できます

まとめ

個別の事情によって被害額などは大きく変わってきますが、簡単な方法で想定上の数字などが確認できるので皆さんも是非一度シミュレーションを走らせてみてください。なお、別の記事(こちら)で地盤面からの洪水高さによって地域はどうなるかなどをまとめたとおり、0.5m未満の場合は一般的には床下浸水レベルです。ただしそのレベルであっても屋外に駐車された車両が水没するなどの被害が発生するため、そうした被害が直接被害額に現れています。浸水深が深い場合はもちろん、浸水深が低い場合でも対策が必要であると言えます。

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【執筆】『情報力は、避難力!』著者・渡邉俊幸

気象情報の利用やコミュニケーションに関する課題などありましたらお気軽にお問合せください。

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著者について


気象予報士・気象とコミュニケーションデザイン代表。個人や組織が気象情報や防災情報を使えるようになる方法を発信・提言しています。著書は『情報力は、避難力!』。危機管理とBCPの専門メディアでの連載の他、オンライン防災セミナーなどを実施中。オランダ在住。

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著書『情報力は、避難力!』


記事やオンライン防災セミナーなどでお伝えしてきた情報利用のノウハウについて1冊の本にまとめました。分かりやすく丁寧な説明により、順を追って豪雨や台風時の情報判断力を伸ばしていくことができる本です。

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「気象災害の発生はゼロにはできませんが、気象情報やリアルタイムのデータを使えば災害が間近に迫っていることに気づけずそのまま被災することは確実にゼロにできます。」

渡邉俊幸著『情報力は、避難力!』(日本橋出版)|あとがきより

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